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教科書を捨てたら語学力が上がった話

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タイトルだけで多方面からお叱りを頂きそうですが、今回は私の実体験を基に「そもそも語学を勉強する必要はあるのか」というテーマでお話をしていきます。

*注:
そもそも語学は必要なのか」ではありません
あと、「語学なんて簡単に身につく!勉強なんてしなくて余裕!」とかいうヨタ記事でもありません。相応の時間は必要ですが、精神的な負荷が少なくて効率も悪くないとは思います。が、「あと3ヶ月でTOEIC800点を取らないといけない」とかそんな感じの方はこの記事の対象読者として想定しておりません。

結論

いきなり結論を言ってしまいますが、結論から言うと

基礎の基礎をシンプルに学んだら後は実物に触れまくればOK

というのが私の経験に基づく結論です。

基礎の基礎、というのがどの程度の範囲を示すのかというと、

  • 基本的な文字の読み方(慣れたら勝手に覚えるので何となく全体像を把握したらOK)
  • 基本的な発音(最初は全体像を把握するだけでOK、完璧にしようとするとたいてい挫折します)
  • 基本的な文型や文法(入門書の最初の3~5章くらいをざっと洗えばOK)

こんな感じです。

「え?最低でも入門書1冊はやらないとだめでしょ」
「いやいや基礎をもっとがっつりやらなきゃ」

という疑問を持たれた方もいるかもしれません。それもごもっともで、私も何も「基礎なんてどうでもいいから適当でOK」などという暴論を言うつもりはございません。基礎は重要です。しかし、基礎学習を教科書だけでやらないといけないという道理もありません。

さて、ここまで読んだだけで「よっしゃ!最初の方を適当にやってあとは実用しまくればええんやな!!」と納得して実行に移せる方はあまりいないと思うので、まずは私の経験から丁寧に説明していきます。

なお、私の学習歴の一部については以前の記事と重複する点がありますのでそのような点については適宜リンクを貼っていきます。

私の語学学習歴

さて、ここからは私の語学学習歴を以下の言語について説明していきます。長くなると思いますが、是非お付き合いください。

  • 英語(まぁまぁ成功した例)
  • スペイン語&チェコ語(完全に失敗した例)
  • 韓国語(一番成功した例)

英語(まぁまぁ成功した例)

おそらく、当サイトを見に来てくれた方の大半が英語学習法を求めている方だと思います。私も初めて触れた外国語は英語で、小学4年生以来、かれこれ23年間ほどの付き合いとなっていますが、ある程度実用できるレベルに達したのはここ5年前後でのことです。ここでは私の英語遍歴をざっとご紹介します。

学校英語時代

小学4年生の時に公民館の英語講座を受けたのを皮切りに、小学5年生から中学1年生くらいまで英会話教室に通いました。が、元々飽きっぽくて人付き合いも嫌いな気質だったこともあり、基本的にグダグダでこの頃の経験が役に立ったかと言われると正直あまりピンと来ません。英語に早いうちから慣れたという点では良かったかもしれません。

中学校に入って英語の授業が始まるわけですが(当時は小学校に英語はありませんでした)、これが当然全く話せるようにならないコテコテの学校英語でした。英検5級、4級、3級とサクサク取得し、3年生の時に準2級を受けるも合格基準点に3点足りなくて不合格。英会話教室は多分2年生くらいで止めたような気がします。1回だけ夏休みに家族旅行で豪州に行き、正直記憶はあまりないのですが店屋のレジで誤魔化されたおつりを英語で交渉してぶん取り返す等、中学生にしては割と健闘した記憶があります。また、当時ハマっていた「BIOHAZARD」や「スターウォーズ」のPCゲーム版の英語音声をカセットテープに録音して何回も聞いたり書きとったりもしていました。これがどの程度影響があったのかは良く分かっておりませんが、リスニングテストは正直苦手で四苦八苦していました。リスニング力が上がるほどの量を聞けていたわけではないようです(まぁメインはアクションゲームでしたし)。

高校に入るとやはり学校英語を仕込まれるのですが、英語の試験結果は大体そこそこのレベルでした。が、模擬試験のリスニングは記憶にある限りではほぼ例外なく毎回0点だった記憶があります。聞いてもほとんど分かりませんでした。卒業前に英検準2級を取得し、センター英語の得点は7割くらいでした。ちなみに私がセンター試験を受けた時はリスニングがありませんでした。私が受験した次の年からリスニングが導入されたので、もし浪人したら5割くらいしか点が取れずに詰んでいたかもしれません。

受験が終わったら某理系大学に入り、1年次と2年次のみ教養科目的な位置づけで英語の授業がありました。これもまたコテコテのお勉強であんまり役に立った感じはありませんでした。在学中に英検2級を取得し、調子に乗って英検1級をいきなり受けて落ちるという愚行を3回ほど繰り返します。TOEICは1回だけ受けたもののあまりの問題量の多さにリスニングが終わった後に寝落ちして筆記は適当に全部塗って提出したところ420点でした。

在学中にパック旅行でスペインとタイに旅行しましたが、英語はあまり聞き取れず、話すのもしどろもどろでまともに使えたとは言い難いという結果でした。要所は全部添乗員がやってくれたのでそこまで困る事はありませんでしたが、あの頃に一人で全部手配して行くのはしんどかっただろうなと思います。

大学2年生くらいでひょんなことから語学学習にはまり、そこから29歳になるあたりまで語学学習書を50か国語くらい数百冊を買い漁ります。中でも英語の学習書は300冊を超える冊数を買ったのですが、ではこれらが何か役に立ったかと言われると正直あまり役に立ったとは言えません。そもそも300冊も消化できるわけがないのです。結局29歳の時にほとんど全ての教材を古本屋に売り払ってしまい、33歳になった現在は英語の教材はおろか辞書すら全て処分してしまいました。今手元にある英語絡みの本は数冊の洋書のみです。

脱学校英語時代

時系列が若干ごちゃごちゃしてしまい申し訳ありませんが、今度は大学を卒業した後の話を順にしていきます。

大学を出た後、2,3年で正社員やバイトをいくつか転々として(どこ行っても1年持たずにクビになってしまったので)、某翻訳会社で1年間のバイトを経て26歳くらいで自営業の翻訳者として開業します。仕事のやり取りは案件受注から料金回収まで全て英語になった上、最初の頃は仕事がろくになくてヒマだったので外国人と英語のチャットを延々として遊んでおりました。この仕事と遊びは結局途切れることなく続いており、外国人とのやりとりが一切ない日というのは最近ほぼありません。

この辺で結構な数の語学学習サイトが「語学の上達にはやっぱりネイティブの友達を作るのが一番!おすすめはこちら!!!(出会い系のアフィリエイトリンクバーーン!)」とか言い出すんですが、残念ながら私がチャットの相手を見つけていたのはTwitterとかDiscordとかTwitchとかその辺の1円も使わずにいくらでも相手を探せるありきたりなサービスでした。最近は何故かナイジェリア人と遭遇することが急増しております。外国人との接点を求めている皆様方におかれましては、出会い系に金を積むよりTwitterの英語アカウントを作成することをお勧めします。Twitterなどについては以前書いた↓の記事をどうぞ。

状況を整理すると、2013年の頭に26歳で自営業として開業しました。その際のスペックは英検2級とTOEIC420点。そしてそれまでに英検1級を3回、準1級を3回不合格するという中々な惨状でした。理由はというと単純に勉強不足だったと思います。特に単語の暗記とか全然やる気がしなくてかなりほったらかしてました。

そんなわけで、2013年以降数年間はオンラインチャットやメール、英文契約書や請求書を書いたり読んだりする作業、英語文書の翻訳などをして過ごしていたのですが、これが功を奏したようで2016年に英検準1級を気まぐれで受けたらなんとほとんど勉強していないのにポンと合格してしまいます。その後、2017年にTOEICを気まぐれで受けたら790点。「800点は超えるやろ(てきとう)」とか思ってたんで正直悔しかったのですが、420点よりはマシです。

TOEICに関しては2020年6月末に公式に実施された無料のオンライン模試(コロナウィルス対策で実際の試験が中止になったため)を受けたのですが、自己採点の結果は795~840点の範囲内でしたので800は既に超えたと考えて良いかと思います。(実際の試験では正当数に対して何らかの計算をして実際の点数を出すらしいのですが、TOEIC公式がこの計算基準を公開したくなかったようで、結果として点数がこのような曖昧な範囲指定になっています。)

英検1級に関しては準1級に合格した後に2回受験して2回落ちました。これで5回落ちている事になります。が、学生の頃のように全く歯が立たずズタボロの不合格ではなく、この2回のうちの1回目は筆記の長文読解問題は1問しか落としていなかったり、長文のリスニング問題が全問正解していたりとまぁまぁ頑張った感があります。2回目はベトナムへの3ヶ月渡航を控えた状態で受けたせいか、1回目と比較して悲惨なくらい出来が悪かったのですが、よく見たら英作文が32点中26点(1回目は21点でした)と飛躍的に伸びておりました。両方共通して全然ダメだったのは筆記試験の冒頭にある単語問題でした。あればかりは相当気合入れて単語を覚えないとどうにもならない感があります。

さて、これだけだとただのペーパーテストの結果なのですが(英検準1級には面接があったとはいえ)、海外旅行時の英会話にも如実に差が出ました。

2009年頃にスペインに旅行した際はボロクソなスペイン語(後述)と怪しい英語しかできず、地下鉄の駅員や本屋の店員と簡単な意思疎通をすることすらギリギリみたいな感じでした。相手が英語で話してくれても何言ってるか聞き取れないとかそんなレベルでとてもじゃないけど「英語できます(キリッ)」とか言えるような状態ではありませんでした。

しかし、その後2015年にチェコに旅行した際は飛行機も宿も自分で予約し、向こうについた後は添乗員の世話にならずに自分で全てのことができました。空港に迎えに来た宿の人と問題なく話が出来、宿につくなりフロントのお姉さんが結構早口で色々な説明をしてきたのを全部聞き取れたのです。これには自分でもびっくりしました。こちらから何か質問や頼み事をする際もそんなに困らずに伝える事ができました。スペインに行った時とは大違いです。結局10日ほどの旅程の中で英語に関して困ることはほぼありませんでした。

2018年にはベトナムに2回渡航し、特に2回目は様々な国から来た外国人が入り乱れている宿で2週間泊まって色々な人と雑談したり、初めてやるカードゲームのルールを全部英語で説明してもらって英語でプレイしてまぁまぁな勝率を出すなど、チェコに行った頃と比べても飛躍的に伸びた感じがありました。

*注:
ただし、別にネイティブレベルに物凄く流暢になったというわけではなく、カミカミでもとりあえずコミュニケーションをとることに支障はほとんどなかったということです。誤解なきよう。スペイン行った時はカミカミとかそんなレベルではなく、コミュニケーション自体が困難なレベルでした。

2019年には500ページほどあったネイティブ向けの分厚い洋書を時間をかけながらも何とか読み切れるようになりました。それまでに学習者用の薄いペーパーバックを何冊か読んだことしかなかったので、この時の感動はひとしおでした。2020年に250ページくらいの別の洋書を読み切り、現在3冊目にとりかかろうとしているところです。今は200~300ページくらいの洋書なら内容が難しくない限り1ヶ月以内に読み切れる自信があります(それでも日本語と比べるとかなり遅いけど)。この件に関しては以下の記事をどうぞ。

仕事で時々インドや中国から英語で電話がかかってくるときがあるのですが、2013年当初は「ほわっと?ほわっと?あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ!!!ぷりーずせんどみーあいーめいる!!!(ガチャン」みたいな感じだったんですが、最近は電話でも普通に話せるようになりました。

英語まとめ

英語とは長い付き合いなのでメチャクチャ長くなりましたが、ここまで見てきてお分かりのように、2010年前後まではそれなりに悲惨だった私の英語力は2015年以降くらいから目に見えて向上しています。

後半に私がしたことについて、以下に少し補足説明を書いておきます。

前述したとおり、2016年までは私の部屋に数百冊の英語勉強本があったのですが、ぶっちゃけそんなにこなせるわけがないし、ほとんど役に立ってはいませんでした。「英語耳」という発音の本だけ比較的ちゃんとやった記憶があります。

発音の仕方をきちんと説明している本はこれしか持っていなかったので。そうはいっても発音の練習は退屈でそこまでがっつりやったわけではなかったのですがとりあえず基本的な子音の発音はある程度できるようになりました。後はオバマ大統領の演説集を買って30分くらいの演説を最初から最後まで暗記してオバマ大統領ごっこをしていた、2週間に1回、1時間(要するに1ヶ月に2回、僅か2時間)の英会話教室に通ってしょうもない事を英語で話していたとか勉強?はその程度しかしていませんでした。この英会話教室も、先生は日本人で私は新しい事を勉強するためではなく、今知ってる語彙量でアドリブで話す練習をするために通っていたので別に予習や準備の類は何もしていませんでした。少人数クラスとはいえ、1時間のうち私が話すのはせいぜい10分くらいで英語の練習になったのは1ヶ月のうち20分前後とかそんな程度です。

2016年末に部屋にあった語学書の大半を売り払ってしまい、数百冊あった英語の本も9割以上が中古本屋に流れました。その後も手持ちの英語本は辞書まで売り払ってしまい(英語の場合、紙の辞書がなくてもスマホアプリとオンラインの辞書で全部足りてしまう)、現在私の家に残っている英語関連書籍は数冊の洋書のみです。

シンプルに言うと、私はもう10年近く英語の勉強を放棄しているのですが、それとは対照的に試験の点数が飛躍的に向上し、会話力も上がり、本もゆっくりながらまぁまぁ読めるようになったという事です。やっと内容が記事タイトルと繋がった(白目)。

逆に、真面目に英語を勉強していた20代前半くらいまでの期間は英検2級くらいまではサクサクいったものの、実際のリスニングは全然ダメ、会話もほとんど無理、洋書なんて100年かかっても読み終わる気がしない、とかそんなレベルだったわけです。

この英語体験だけでは完全に説明しきれませんが、私が「基礎だけやったら勉強止めて後はひたすら実物に触れまくれ」と主張する理由はここにあります。ちなみにかつての千円札だった文豪、夏目漱石先生も同じような事を仰っております。

スペイン語&チェコ語(完全に失敗した例)

さて、そこそこのレベルに到達した英語の話の次に、完全に失敗したお話を致しましょう。

私が過去にそこそこ頑張って勉強した言語にスペイン語とチェコ語があるのですが、これら2つは単語帳と文法書などでがっつり勉強しました。学生の頃に勉強を始め、スペイン語に至っては3000枚近い単語カードを作って電車の中で一生懸命単語を覚えたりしたのですが、正直実を結んだとは言い難いです。チェコ語も文法がメチャクチャ複雑なので、単語の活用表などを頑張って覚えたりしたのですが、結果はスペイン語と同じでした。

結果はというと、両言語ともかなりの時間を割いて勉強し、マドリードやプラハまで旅行に行って実用したりしたにもかかわらず、現在はほとんど記憶がなく、全く使えないと言っても過言ではない程度に忘れています。

この2つは英語と違って別にできてもできなくても問題がなく(何しろネットでチェコ人やスペイン人と会っても彼らも英語ができるので)、触れる機会もほとんどなく、旅行が終わったら急速に勉強意欲が失われるなど複数の要因があって結局全く身になりませんでした。この頃はまだ効果的な学習法などにもあまり詳しくなかったため、勉強方法に問題があったというのもありましたが、それを差し引いてもゴリゴリ勉強して何も残らなかったという結構虚しい結果に終わりました。

韓国語(一番成功した例)

長期間の継続を行った英語や、頑張って勉強した割に対した成果が残らず退場することとなったスペイン語やチェコ語と対照的に、大して勉強せずに短期間で物凄く身についた感があるのが韓国語です。

韓国語についてはやはり学生の頃に始めたのですが、当時アジア言語に大して興味がなく、韓国語も教科書を何冊か買った割にはハングルや最初の方の基礎文法を覚えたり飽きたり忘れたりして、多分2015年くらいまではほとんど何も分からない状態でした。

正確な時期は忘れてしまいましたが、おそらく2014年かそこいらにTwitterで韓国語のアカウントを作り、基本的な挨拶しか知らない状態で韓国人に話しかけに行くという暴挙に出たことがあります。この頃は手持ちの韓国語の文法書、辞書、そしてグーグル翻訳を頼りにコミュニケーションを図っていました。韓国語ネイティブが使っているフレーズなどをグーグル翻訳で解して自分でも改変して使ってみるなどしてある程度の表現を覚えましたが、しばらくすると段々既に知っている単語やフレーズばかり使うようになって停滞するようになりました。また、ハングルを多量に読んだものの発音をいい加減にしか理解していなかったため、その読み方は正しい読み方からはだいぶ外れている事が多々ありました。

その後、私の中でチェコ語ブームが起きて先述した通りチェコに旅行までしました。それに伴い韓国語のアカウントはお役御免となり、私はアカウントを消したのでした。

この頃にある程度基本的な韓国語表現を覚えたとはいえ、まだ知っている語彙も少なく、文法も穴だらけでした。

さて、以前↓のような記事を書きました。

*字幕記事に関する余談

↑の記事の中で私の韓国ドラマ視聴歴に言及しています。今読み直してみると何故か韓国ドラマを見始めたのは「フリーランスを始めた当初」の話になっていますが、時系列的には「フリーランスを初めて4年後くらい」の話です。4年後になっても仕事量がそんなに多くなく、割と暇人だったのを隠したかったのか、単に記憶違いをしたのか。↑の記事を書いたのが1年以上前なのでいまひとつ記憶がありませんが、開始時期のずれは大した問題ではありません。「ハングルの読み書きと文法書の最初の方しか知らなかった程度」とも書いてありますが、実際にはTwitterやってもう少し知識は増えていました。とはいえ、文法書をパラパラ見ても全然使ったことのない文型の方が圧倒的に多かったので、がっつり勉強した人と同等の知識があったとは思えません。そんなわけで、文法書の最初の方かどうかはさておき、ちょっとしか分からなかった事は事実です。やや誇張した感がありますが、本筋には影響しないのでご安心ください。

韓国ドラマという名の黒船

リンク先に飛ぶのは面倒だというお方のために上記記事の内容を大雑把にまとめると、「半年~1年くらいで韓国ドラマを日本語字幕付きで1000時間くらいみたら韓国語がメチャクチャ聞き取れて意味も分かるようになった」となります。なんでそんなに見たのかというと、別に韓国語のリスニングを鍛えようとかそんなことを思っていたのではなく、単純にドラマがメチャクチャ面白かったからです。

このMy韓ドラブームによって何が起きたかというと、教材CDとか勉強するためにああしようこうしようとかすっ飛ばしてひたすらネイティブスピードの韓国語にガチのネイティブ音声で触れまくった影響で、頻出するフレーズや台詞などはハングル綴りが分からなくても一瞬で聞き取って理解できるようになり、果てはドラマを見ていて役者が実際の台詞を口にする前に「ああ、これから〇〇って言うんだろうな」みたいな感じでまだ聞いてもいない台詞を言い当てることさえ可能になりました。

TOPIK IIの過去問をやってみたら

去年の12月にTOPIK II(韓国語能力試験)を受けようと決めて(Covid19の影響で試験が中止になりましたが)何も勉強してない段階で過去問を解いてみたのですが、リスニングがあまりにもゆっくり過ぎて笑いが止まらなかったほどです。試験にはリスニング、リーディング、ライティングとあったのですが、リスニングが一番簡単にできました。もちろん、語彙力が全然足りていなかったのですが、リーディングとライティングが崩壊していた中、リスニングだけは初めての過去問で50%正解したという中々の結果を残すことができました。英語のリスニングをある程度できるようになるまで15年以上要したのと比べると、恐ろしいほどの伸びの速さでした。ただ、韓国語の場合どうやら文語と口語がかなり違うらしく、リーディングもライティングもドラマの台詞とは違う文体になっていたことと、そもそもの語彙力が足りないのでどちらもボロクソであり、この2つに関してはネットニュースをたくさん読むなどドラマとは別の方法で慣れる必要があると思いました。

基礎文法は後から確認

一応韓国語の文法書は初級と中級2冊を保持していて、最近ちょびちょび読んでいるのですが、大体の項目が「あっ、これあの台詞で使われてたな・・・」みたいな感じでドラマの中で見た実例が音声と共にポンポン浮かんできます。基礎文法どころか中級の教科書に載っていることまでさらっと思い出せるようになっていたりするので、基礎を確認するのは実物に大量に触れた後でも遅くはありません。

勉強しないでリスニングがかなり出来るようになった

そんなわけで、完全でないにしても私の中で韓国語はもっとも勉強時間が少なく、かつそれなりに実用に耐え得る(少なくとも会話やリスニングにおいては)ものとなりました。かなりの時間を机上での勉強に費やしたのにあっという間に頭の中から消えてなくなったスペイン語やチェコ語とはかなり異なります。

少し前にYoutubeを開いたらたまたまTwiceの新曲紹介の番組がライブ放送で流れていたので見に行ってみたのですが、当然皆さん韓国語で話していて、かつ英語字幕も日本語字幕もないという放送でした。それをホゲーと見ていたのですが、なんと6割か7割くらいは字幕なくても聞いただけで意味が分かってしまい、なんだかとても得した気持ちになりました😂

まとめ

このように、大学を出て勉強らしい勉強を止めてから急激に伸びた英語、そもそも勉強をすっ飛ばしてTwitterやら韓国ドラマやらで短期間で劇的に伸びた韓国語の経験から、最初に述べた結論に辿り着きました。

基礎の基礎をシンプルに学んだら後は実物に触れまくればOK

読解、聴解、筆記、発話にはそれぞれ相乗効果があると思いますが、最も効果的なのは音をベースに接することです。文字の読み書きだけで聴解や発話を伸ばすことは難しく、時間もかかります。

逆に、いつまでも教科書の中の勉強に終始していると問題集を解く速度は速くなるかもしれませんが、忘れるのも早いし何よりいつまでも実践できずに何のために語学を勉強しているのか分かりません。

これまで別の記事で紹介して来た語学の達人達も基本的に実践をベースとした習得方法を使用しています。

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