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外国語に簡単に慣れる方法

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いきなりメタな話で申し訳ないのですが、ある日、アフィリエイトに使えそうな外国語教材をアレコレ見ていた私は中々面白い動画に出会いました。と言っても、本記事はがっつり教材を売ろうというアフィリエイト記事ではありません。

本記事では、その動画に出てきた一節をもとに、外国語を覚えるにあたって重要と思われる心構えについて考えたいと思います。

外国語を「普通の言葉として認識」すること

まずは先ほど言及した件の動画を紹介します。


7分ちょいあるのですが、私が今回メインの話題として言及するのは3分32秒あたりに画面に出ている(音声でも言われますが)

「英語を普通の言葉として認識」

という一節です。詳しい事は動画を見てもらった方が早いのですが、このフレーズが登場した流れを簡単に説明すると以下のようになります。

  1. お母さんが子供に語りかけるためのフレーズ集(音声付き)が送られてくる
  2. お母さん(英語知らなくてもOK)がフレーズ集の音声真似て子供に英語で語りかけ(発音は音声の真似でなんとなくでOK)
  3. 子供が英語を「お母さんが使ってくる普通の言葉」として認識する←ここ重要

なお、動画中でも言及されていますが上記の内容は「子供が日本語をある程度覚えた後」にやることが前提となっているので「日本語も分かってない0歳児にいきなり英語を教えよう」とかいう話ではありません。また、母親の発音が不完全でも後からネイティブ音声で補完するから問題ないなど、各種疑問点に対する回答は大体動画中に入っていました。


さて、この「英語を普通の言葉として認識」というの、言われてみれば結構重要な気がします。

外国語を勉強して実際に会話に使ってみた方であればほぼどなたでも経験があると思いますが、普段勉強しているのにいざ実践しようとすると基礎単語すらド忘れしてしどろもどろになってしまう・・・というようなことはよくある話です。

これは何も外国語に限った話ではなく、「この状況は特別だ、失敗したくない!」というように強く思うシーンであれば母語を使っていても起こり得ます。例えば、異性に告白する時。あるいは資格試験や入試、会社の採用試験などの面接。大勢の人の前でスピーチをするのが苦手という人もいるかもしれません。

このように、普段は普通に日本語を話しているのに、「目の前の状況が特別」と認識した途端に緊張して普段のように話せなくなってしまうなんてことは多々あります。

逆に言うと、どれだけシビアな状況でも「これはいつも通り、よくあること、普通、慣れてる」というように感じるようになれば特に緊張する事なく本来の実力が出せるという事です。女性に100回告白して100回お断りされたら101回目も怖くないでしょうし(悲しいけど)、人前でスピーチをするのも何度も繰り返して慣れてしまえばどうということないはずです。そして当然、これは外国語を使う時にも当てはまることです。

この事を考慮すると、幼いうちに「英語に対する特別意識」を除いておくというのは実に画期的な発想といえるでしょう。

が、この記事をお読みのあなたは100%幼子ではないでしょうから(もちろん私もそうです)、ここからは大人になってしまった我々が外国語を「特別なもの」として認識しないようにするにはどうしたら良いか?を考えていきます。

外国語に対する「特別」意識を減らす方法

これから私が考えた(そして実行もしている)各種の方法を挙げていくのですが、その前に一つだけ、皆さんに前提として理解していただきたい事があります。

それは、

これから挙げる方法は「外国語に対する特別意識を和らげる方法」であって「外国語の能力を劇的に向上させる方法ではない」という事

です。

最終的な目標はもちろんその外国語を身につける事なのですが、そのためにはその外国語に対する抵抗や違和感、苦手意識のようなものをできるだけ減らして接する回数を増やすことが重要です。今回はそういうお話です。

では、各方法を見ていきましょう。そんなに難しいものはないと思います。ただし、基本的に「スマホやPCでその外国語に慣れること」を主眼においています。

①特定のSNSなどを学習中の外国語表示にしてみる

これは割と簡単にできることの筆頭だと思います。

例えば、普段からTwitterを使っていて慣れている場合、Twitterの表示言語を外国語に変えてしまう方法です。ただし、言語設定を変更するときにどこをどう移動して設定画面に辿り着いたかだけは変更前に把握しておきましょう。これを怠ると、全然分からないからやっぱり日本語に戻そう!ってなった時に戻し方が分からなくて詰みます。

普段よく使うものを外国語仕様にしてしまうことで、特定の用語にはすぐに慣れてしまうでしょうし、外国語が普段から見慣れたものになって抵抗が薄まります。先ほど挙げたTwitterの場合、「ホーム」「通知」「設定」「ダイレクトメッセージ」「フォロー」「プロフィール」等の単語は頻繁に見かけるようになるのですぐに覚えてしまうはずです。

その外国語に慣れていないうちはWebサイトや、いつでもコピペを使えるアプリなどで試すことをお勧めします。理由はというと、普段使っているものでも、何かのはずみでいきなりエラーメッセージが出る事があるからです。TwitterなどのWebサイトでエラーメッセージが出てきても基本的にコピペしてGoogle翻訳にかけたりできますが、スマホやPCの表示言語などを変えてしまうと、エラーメッセージがコピペできない状態で表示されたりして非常に困る可能性があります。

勉強が進んで、「この外国語ならどんなメッセージが出てきても6割程度は理解できる」くらいの自信がつくまでは、影響範囲が限定的なアプリなどで試してみることをお勧めします。

私の場合は一時期スマホの表示言語をベトナム語にしていたのですが、ある日突如現れたエラーメッセージを全く読むことができずに往生したトラウマがあるので、とりあえず今は英語表示にしてあります。

そのせいでブログ記事に貼るスクリーンショットが英語表示になってしまったりと考えてもいなかったところに影響が出たのですが😂

↓例えばこの記事に貼ったスクリーンショット、PC版のは日本語なのにスマホのは英語表示です

②外国語のゲームをしてみる

これも①と似たような感じなのですが、外国で普通にプレイされているゲームアプリなどを落として遊んでみる方法です*。ただのゲームであれば別に使い方が分からなくても間違っていても失敗しても何も問題がないので実に理にかなっていると言えます。

*ただし、使いたいアプリの安全性に関してはご自身で判断してください。万一ウィルスとか入ってても当方は一切責任を負いません。

スポーツやトランプなど、表示される外国語があまり分からなくてもゴリ押しで何とかなりそうな感じのものだとグーです。とりあえず慣れる事が目的なので。とりあえずその言語が日常的に見かけるものになるようにしましょう。

私は以前、ベトナム語のなぞなぞアプリを落としたことがありますが、問題の意味も選択肢の意味も全く分からず詰んだので、あくまで言語はサブでメインのゲームが別(サッカーとかチェスとか何でもいいですが)にあるゲームをお勧めします😂

ちなみに、Duolingoという語学学習アプリで表示言語を英語にしてから英語以外の言語の学習を始めると、英語とその他外国語を同時に学べておトクな感じになるのでおすすめです。

③外国語でSNSを始めてしまう

これは①の強化版みたいなものですが、例えばTwitterならTwitterでもともと使っている日本語のアカウントの他に、学習言語での読み書き専用のアカウントを作ってしまうという技です。国によって使えるSNSや人気のあるSNSは変わるので、そのあたりは事前にリサーチが必要となります。

これは全然その言語に自信がない段階で始めてしまってもオッケーです。私が以前韓国語のTwitterアカウントを作った時、ハングルの基本的な知識は押さえていましたが、まともに知っていたフレーズはありがとう(カムサハムニダ)とこんにちは(アンニョンハセヨ)だけでした😂

Twitterを例に話を進めてしまいますが、どうせ最初の方は誰も自分のことなど見ていないので、「お腹がすいた」とか「今日のランチはピザ」とか「コーヒーを飲んだ。眠れない」とか、勉強して覚えたフレーズや単語を使って書きまくりましょう。好きな海外の有名人とかがいればその人をフォローしたりRTしたりするとさらにGoodです。タイムラインの流れがあまりにも早すぎても、読めないツイートだらけになってしょんぼりしてしまうのでほどほどにフォローしましょう。興味があるツイートはツイッターの翻訳機能を使うなり、辞書を頑張って引くなり、グーグル翻訳にコピペするなりお好きな方法で読んでみると勉強にもなります。面白い言い回しとか、こんな言い方が知りたかった!みたいなのがあったらノートに書き写して自分の投稿にも使ってみましょう。

プロフィールにはその言語で「日本人。〇〇語を勉強している。サッカーが好き。」とか書いておけばOKです。アイコンは今日のディナーだったピザの写真でも何でも良いです。ただし、アイコン含め個人情報を乗せるのはやめた方が無難です。女性の場合は性別を書くのもやめておいた方が変な男が群がってくる被害を軽減できるので、出来るだけニュートラルなアカウントを目指すとよろしいかと思います。言語によっては性別によって使う表現変わったりするので、わざわざ男性形を使ったりする必要まではないと思いますが。

独り言をツイートするのに慣れてきて、「今日のブレックファストはピザ」とか書くのに飽きてきたら誰かにリプライを送ってみましょう。最初の方はフォロワーがメチャクチャ多い有名人がお勧めです。返事は滅多なことでは返ってこないので、そんなに怖がらずに書けると思います。

相手が好きなハリウッド俳優でもボリウッド女優でもサッカー選手でも歌手でも学習言語を使えれば構いませんが、短文でも良いので本人が目にしたときに嬉しい、ポジティブな内容を送るよう心がけましょう。当然ですが誹謗中傷とか悪口とかはNGです。相手はサンドバッグではありません。

ちなみに、海外では日本のTwitter界のような「FF外から失礼します!」とかいう謎の挨拶は要求されないのでそういうことは気にしなくて大丈夫です。

段々慣れてきて簡単な事ならGoogle翻訳をフル活用すればやり取りできそうだと思ったら、フォロワーが少なくて有名人よりはリプライ返してくれそうな人にもリプをしてみましょう。当然ですがここでも相手の気分を害さないメッセージを送ります。

こんな感じで、学習した言語でゆるゆるとどうでもいいことを書くのを日常にしてしまうと、言語も上達するし、ネットでちょっとした読み書きする分にはあまりその言語を特別視することもなくなるしでお気楽です。

特に毎日書き込まなければ!みたいな縛りはありませんが、何か月も放置したりすると以前自分が書き込んだ投稿内容すら理解できないレベルに外国語能力が退化していたりするので、できるだけ1週間に1回程度は覗くようにしましょう。

なお、これは普通の書き込みでも誰かに向けたリプライでもダイレクトメッセージでも同じですが、

「人の容姿」、「人種」、「宗教」、「政治」、「歴史」、「外交問題」「性」などに関するデリケートな話題は避ける

のが鉄則です。まだそんな深い話ができるレベルに達していない場合に下手に炎上したりすると地獄を見るので、大人しくピザの具材の話でもしていた方が無難です。自分では褒めたつもりだったり中傷の意図がなかったりした場合でも、相手の文化圏によっては侮辱になったりシャレにならない発言になったりする可能性があるので、デリケートなテーマには最初から距離を置くのが一番です。

とりあえずTwitterで「Pizza」と検索すると美味しそうなピザの画像を上げてる人がたくさん出てくるので、一番美味しそうなピザ画像上げてる人に「Delicious」とかリプライするところから始めるかとよろしいかと思います。

何で私がこれほどピザに拘るのかは私にもよく分かりませんが、記事の流れ上そうなってしまいました。ご了承ください。

④毎日外国語のニュースサイトを眺めてみる

「眺めてみる」だけです。大事な事なので二回言いますが、「眺めてみる」だけです。学習中の言語が使われている国のニュースサイトを1つ探し当てて、ブックマークして毎日眺めてみるという方法です。「読んで理解する」じゃなく、「眺める」だけです。

そこそこ学習した後ですらニュースサイトをすらすら読むなんてのはメチャクチャハードルが高いので、とりあえずつるつるとサイト内を見て回って、ちょっとタイトルが分かるとか、気になる画像が使われてる記事とかをポチポチ開いて眺めてみます。ただし、怪しい広告とかは踏まないように気を付けてください。

見たことある単語とかフレーズとかがあったらそこだけ読んで、周辺情報を知りたければその段落をグーグル翻訳に放り込んでみたりして雑にちょっとだけ読んだりします。慣れるのが目的なので、これで十分です。語彙が少ないうちにまともに読もうとすると「分からない単語がこんなにあるのか・・・」と心が折れるので止めましょう。

日本でも報道されてる話題(トランプ大統領がどうたらとか)の記事は何となく書いてある内容が予想できるので、内容が全く分からない記事よりはふわっと分かるはずです。

なお、③と合わせることもできます。ニュース記事をぼやっと見て思った事をツイートするというような使い方ですが、政治とか経済とか難しいジャンルで下手なことを書くのは避けたいので、最初のうちはグルメ記事とかに「It looks delicious」とか書くとかそんな程度に留めることをお勧めします。

⑤外国語の動画を頻繁に見る

これはNETFLIXU-NEXTHuluなどの動画配信サービス、またはYoutubeでもFacebookで流れてくるニュース動画でも何でもいいのですが、音声が学習言語になっている動画をちょくちょく見るという方法です。

あまりメジャーじゃない言語の場合は日本語字幕があるものを見つけるのが難しかったり、日本語字幕ついててもそれが必ずしも自分にとって面白いものじゃなかったりと色々問題はありますが、とりあえず1日10分くらいでも生の音声を聞いてみるだけでも全く聞かない場合とはかなり違うと思います。

英語、中国語、韓国語などであれば、上述した動画配信サービスを使えば日本語字幕付きで好きなドラマや映画を楽しめるのでおススメです。

私が勉強中のベトナム語の動画はYoutubeにあるのですが、英語字幕のものが多く、日本語字幕のあるものが少ないのが難点です。ベトナム語音声を聞きながら英語字幕を読んで意味を取るというのは私にとっては中々アクロバティックでベトナム語の音声に集中するどころではなくなってしまいます。

幸い、NETFLIXに「ハイ・フォン」というベトナム映画が1つだけ配信されており、しかも日本語字幕もベトナム語字幕もつけられるという神仕様だったので私は一時期毎日のようにハイ・フォンを見ておりました。内容も面白くて良かったです。流石に2週間くらい見続けたら飽きましたが・・・😂

私が以前韓国ドラマをやたらと見て、気づいたら韓国語が結構分かるようになった話は↓の記事に書きましたので、良かったらご覧ください。

冒頭の教材紹介

このまま記事を終わっても良いのですが、せっかくなので冒頭で動画を見た英語教材についても少しだけ見ておきたいと思います。

↓件の教材を紹介しているサイトはこちら↓

私はもちろん幼児ではありませんし、子供もいないのでこのサービスを使ったことはないのですが、中身を見たら割と面白いと思いました。

料金は月5000円弱で教材は24回に分割されて送られてくるそうですが、とりあえず音声付の絵本が600冊もらえるそうなのでその時点でもう個人的には美味しいと思います。

というのは、英語の絵本の多読は大人の英語学習にも適しているからです。いきなり数百ページあるペーパーバックに挑戦して即挫折した、なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。絵本であれば絵もあって短いので割とサクサク読むことが出来ます。

私も昔古本屋さんで英語の絵本を何冊か買って読んだことがあったのですが、幼児向け絵本なのに英検1級の単語帳に載ってる単語が当然のように出てきて頭がパーンした経験があります。しかし、ストーリーは単純ですし、絵もついてるしでそこまで苦労せず読むことができました。

ベトナム語に関しても絵本をそれなりに重視していて、以前ホーチミン市や新宿のBooks Kinokuniyaに行った時に子供用の絵本を結構買ってきました。

ベトナム語の絵本

恐竜の絵本が多いのは単に私の趣味です😂

この他に英語の絵本も過去に買ったり中古で売ったりを繰り返してきたのですが、その過程で思ったことは、「絵本は高い」ということです。普通の漫画や大人が読む新書、文庫本などと比較しても値段は結構高めです。

今、手元に数年前に新宿のBooks Kinokuniyaで買った「Malala's Magic Pencil」という英語の絵本があるのですが、お値段はこんな感じでした。

デデドン!

1334円+税です。輸入品だから高いのだろうと思ったのですが、元の値段は7.99ポンド(為替にもよりますが大体1000円ちょいくらいです)でした。アメリカのアマゾンでも絵本を見て見ましたが、今適当に見た限りでは値段は↓のような感じです。

紙だと1200円以上しますし、Kindle版でも1000円以上です。5000円では頑張っても5冊程度の購入が限界でしょう。

先ほどのBaby Parkの教材だと、月5000円で全24回、600冊読めるとのことでしたので(一度に全部読めるようになるのか、24分割されたものが1ヶ月毎に少しずつ配信されるのかは私が見た限り定かではありませでしたが、もしそうだと仮定すると)、なんと1ヶ月あたり25冊の絵本(しかも音声付)を入手できるという破格の条件であることが分かります。

600冊もあってもそんなに読めないよ、という意見もありそうですが、YoutubeやNETFLIXと同様、読みたいものや面白そうなものだけ選んで読めば良いだけです。

大人も購入できるのかどうかは分かりませんが、もし私が英語をがっつりやり直すとしたら割と買いたい教材です。私は今集中的にベトナム語をやっているので、これのベトナム語版があったらもっと良いのですが😂

正直この段階でも結構お得感はあるのですが、音声付の絵本だけでなく、アニメやドラマが全24回500話という莫大な量をもらえるそうです(動画中では500話となっていますが、紹介ページの一番下の方の説明によると現在あるのは200話ほどで、最終的に500話にすることを目指しているようです)。これまたNETFLIXやYoutubeみたいなノリで使えそうです。

これらの他に英単語のフラッシュカード(イラストと音声付)までついているなど、なかなかの充実ぶりです。ぶっちゃけこれが英語じゃなくてベトナム語の教材だったら私は1秒も迷わずに購入したと思われます😂 ちなみに私もAnkiでベトナム語のフラッシュカードを自作しております。

そんなわけで、このブログを見に来てくださっている方々の中に子育て中かつ英語教育を始めようと考えている保護者の方がどれくらいいらっしゃるのか全く分かりませんが、とりあえず割とよさげな教材だったのでちょっと最後に紹介してみました。

興味がある方は↑の紹介ページで詳細を見てみると面白いかと思います(ただし、申し込まれる場合は詳細をご自身でご確認の上でお願いします。何か問題が生じても当方は一切責任を負えません)。

ではでは、最後が思い切り宣伝みたいになってしまいましたが、また次の記事でお会いしましょう。

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