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外国語での「会話」について

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当ブログを訪問する皆様方が一番興味があると思われる一方、当ブログで大して話題に上がらないものがあります。

はい、それは外国語での「会話」についてです。

検索エンジンからこのブログに辿り着くための検索ワードで一番クリック数が多いものは「duolingo 話せるようになる」です。もうぶっちぎりです。それだけ「話せるようになるか」に関心がある人が多いことが伺えます。

ちなみにこのブログへの検索ワードのおそらく7割くらいはDuolingo絡みです。しかし私が書いたDuolingo記事の内容ってもうだいぶ古くて現在のDuolingoの仕様にはほぼ当てはまらない気がします。2023年版を書こうかとも思いましたが、それも数年後には古くなることを考えるとあまり情報価値がないなぁと思ってしまいます。個人的には出来るだけ普遍的なことについて記事を書きたいと思っていますので(そうは言っても色々な事が変わりゆくのですけれどね)。

それにしても私がDuolingo始めたのは2018年くらいだったのですが、あの頃はまさか日本のテレビでDuolingoのCMが流れるようになるとは予想もしてませんでした。一応まだ続けてはいるのですが、最近は最早ストリークを切らないためだけに毎日5分くらいやってるという状態です。以前記事を書いたころはDuolingoでデンマーク語の勉強をしていたのですが、とっくのとうに止めた上、実際にデンマーク語を使う機会が1秒も存在しなかったので最早何も覚えていません。今はベトナム語で中国語をやっています。

ついでに上記の検索ワードに対する回答を本日(2023/8/17)ストリーク数1850日に達した私がズバリ言っておきましょう。Duolingoをフツーにやっていてもまず話せるようにはなりません。残念。逆に、やり方を間違えなければ素材がDuolingoであろうが市販の教材だろうがそこそこ話せるようにはなるかと思います。Duolingoは本格的な教材として使うよりも、学習言語と最低限の接点を毎日維持するのに使った方がいいような気がします。

話が盛大にずれましたが、今回の記事では「なぜ当ブログには会話についての記事が少ないのか」を説明しようと思います。

Crystal clear: 筆者の会話能力が大したことないから

残念ながらこれに尽きます。私は最近このブログで「語学はとにかく実用せよ」との主張を続けているのですが、会話の実用はほとんど何もやっていないに等しく、「読み」「聴き」と少しの「書き」が私の実用の全てと言っても過言ではありません。

私がハッカソンに参加してインド英語に対応できず爆死した話は以下に書きました↓

そもそも私はこれまでの人生で英会話はほどほどでもそこまで困らなかったので(海外旅行行ったときの会話とかはそこまで難しくないので慣れたら全然いけた)、どうしても読んだり聞いたり書いたりというところに実践が偏ってしまっていました。

この状況を逆手に取って、「毎日英語を聞き流してるだけで英語がペラペラになれる」系の言説が途方もないデタラメであるということを証明できます😂 私は毎日Youtubeを英語で欠かさず見ていますが、ペラペラになる様子は全くないからです。

また、「文法や単語をちゃんとやらないと話せるようにならない!」系の言説は一見説得力があるようですが、これらの言説の問題点は「文法や単語をちゃんとやったところでそれだけでは話せるようにはならない」ということです。はっきり言って最初の方は文法や単語は最低限に抑えてひたすら話す練習をして、バリエーションの乏しさが贅沢な悩みとして浮上して来たらそこで初めてもっと細かい文法や単語にトライしたらいいのです。なぜそう言い切れるか? 文法や単語をそこそこ身に着けた今でも私の英語はペラペラとは程遠いからです😂 

あと、ドイツ語やベトナム語の基礎文法も私はかなりぎっちりやりましたが、これらの二言語はペラペラどころではありません。何故か? ドイツ語はまともに話したことがほぼなく、ベトナム語には「発音の難易度が高すぎて話しても全然通じない→心が折れて実用を諦めた」という問題があったからです。

いずれにせよ、語学は自転車と同じで「話せるようになるまで話し続ける」以外の方法で話せるようにはならないと思われます。(ただし、やみくもに話すだけではなく可能な限り正しい発音を身に着ける必要もあります。) 私も昔は文法問題集とかを一生懸命やっていたのですが、アレは結局「実際の会話で失敗したり恥をかいたりするのが嫌だから文法とかやって体よく会話を先延ばししたい」という姿勢が顕在化しただけだったのではないかと思わなくもありません。

なお、大して話せてない私がこんなことを言っても全く説得力がない気がするので「最初の方は文法や単語は最低限に抑えてひたすら話す練習」をして流暢に話せるようになった人についての記事を2つほど紹介しておきます。

そんなわけで、当ブログで「会話」の記事が頻繁に上がるようになったら「おっ、ブログ主の会話能力が向上してきた可能性が微レ存…??」とか思ってもらえると嬉しい(???)です😇

あと、何語であれ(マイナー言語なら特に)会話の練習をするならitalkiがお勧めです。

というわけですので、会話が出来るようになりたい方は一人でやる口頭での練習はもちろん、実際の会話もどんどんこなしていくとよろしいかと思います。私もハッカソンでの爆死経験を活かして(?)今後はインド人やパキスタン人との会話をもっと積極的にしていきたいと思います。

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